浴衣のおはしょりが長い時切るのはあり?長過ぎる時の直し方と上手な調整の仕方

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通販で買った浴衣、届いて着てみたらおはしょりが長くてお尻が半分以上隠れてしまいます。

「カッコ悪い~」

「柄が気に入ってっかたから、このまま着たいんだけどなぁ」

「そうだ! 浴衣の裾を切っちゃおうか」

こんなことあるあるですよね

おはしょりが長い時って浴衣の裾を切って直しちゃうのってあり?

それ、ちょっと待って!!

浴衣のおはしょりが長すぎるときの治し方やおはしょりの上手な調整の仕方をこれからご紹介します

 

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浴衣のおはしょりが長い時切るのはあり?

今年は新しく浴衣を買ったので早速着てみました。

着てみたら、おはしょりが長すぎてかっこ悪いです。

 

「あれ? 何だか変」

 

おはしょりでお尻が隠れちゃってどうしよう~

なんてことがあったりしますよね

 

浴衣のおはしょりが長い時は切って調整するのはアリ?なんて考える人がいると思います。

 

浴衣の裾を切って直すことはできますが、浴衣って裾を切って長さを調整すればいいだけではないんです

 

えりの下の部分を見て下さい
その部分がずーっと下の方にありませんか?

その部分が下にありすぎるのはおかしいです。

 

浴衣を着たときにその部分はおはしょりの中に入っているはずですよね。
裾を切っただけではえりの下の部分はそのままになってしまうのでおはしょりの部分から出てしまうことになります。

 

浴衣を切って長さを直す時はえりの下の分も一緒に調整しなければならなくなりますので素人にはちょっと難しいです

 

と言うことで浴衣のおはしょりが長い時に切るのはアリ?

 

答えはアリです!!

ただし和裁の心得がある人に限られます

素人の人は手を出さない方がいいですね

では、素人の人は新しい浴衣を買い替えなきゃいけないの?
それとも自分にぴったりになるように浴衣は作った方がいいの?ってなりますよね

そこでこれから浴衣のおはしょりが長くて困ったときの治し方をご紹介します

 

これなら買い替えることもなくなりますよ。

 

 

浴衣のおはしょりが長過ぎる時の直し方

まずは浴衣のおはしょりが長すぎる時の直し方をご紹介していきます。

 

おはしょりが長いといってもどれだけ長いのかによって直し方を変えるといいと思います。

ここでは、例えばおはしょりを作ったときにお尻が半分位隠れてしまうとか、お尻がすっぽり隠れてしまう場合です

 

↑お尻が隠れちゃってます。

(お腹出てるのがわからなくていい写真になってますが(^^;))

 

そんな場合はこれからご紹介する直し方のほうがぴったり合ってるかな

 

  • 普通に浴衣の着付けをして、腰紐は通常のおへその位置で結びます。
  • おはしょりをを整えます。
  • おはしょりの1番下ではなく、少し上のところを持ってぐっと上に持ち上げます。
  • 後ろのおはしょりも、前のおはしょりの長さに合わせて同じように上に持ち上げます
  • おはしょりの上に伊達締めを締めていきます

 

 

↑上げたところです。

これから後ろを直していくんですが、その時に写真のように洗濯ばさみなどで前の上げたところをとめておくとズレずにきれいにできます。

こちらにとてもわかりやすい動画がありましたのでご紹介しておきますね

 

5:52くらいにおはしょりの長すぎる時の直し方紹介されています

 

いかかがでしたか?
そんなに大変そうではなかったと思います。
ただ、おはしょりの長さが人によっては違うので、ご自分でちょうどよい位置を探してみてください。

 

浴衣のおはしょりの上手な調整の仕方

 

先程のおはしょりの調整の仕方はおはしょりが長すぎた時でした

ここでは、おはしょりが「ちょっと長いかなぁ」というときの調整の仕方をご紹介しいきます。

 

もちろん先程の直し方でも良いかと思いますが、あまりたくさんおはしょりが余っていないと、持ち上げてしまうと逆に帯から出る部分が短くなってしまったりするのでこれからご紹介する方法の方がはいいかなぁって思います

 

 

ではご紹介していきますね~

 

  • 腰紐を1本余分に用意してください
  • 普通に浴衣の着付けをしていくのですが、腰紐はおへその位置に結びます。
  • すぐにおはしょりを作らないで腰紐の上の辺りをきれいに平らに整えます
  • 胸紐を結ぶ位置と腰紐の位置の間ぐらいに来るように紐を結びます

 

 

↑こんな感じですね。

私は腰紐は腰ベルトを使っています。

 

ここでおはしょりを作っていきます!

難しい事はありません。
腰紐の上に結んだ紐を通常の腰紐だと思っておはしょりを整えてみて下さい

 

後はおはしょりの長さを調整していきます。
ちょうどいい長さになるように腰紐の上に結んだ紐を少し上げ下げして調整します。

その後またおはしょりをきちんと整えてシワをしっかり伸ばしてくださいね。

前だけではなく、後もきちんと紐の高さを前と合わせておはしょりのシワをしっかり伸ばして整えます。

 

↑こうなります。

もう少しきれいにシワを伸ばしてもらった方がいいかな(^^;)

 

腰紐を1本だけ使い結ぶ位置をいつもより少し上に結ぶという方法もありますが

 

実は、私もこの方法をしていました。
腰紐の結び方が悪かったのか、歩き方が悪かったのか浴衣の着崩れが早かったんです(^^;)

 

それで紐を1本足して3本にしてみたら、2本の時よりも着崩れしにくかったんですね。
それで3本使いの方がおすすめだと思いました。

 

1本足すことによって腰ひもはしっかり結んでおくと良いですが、その上におはしょりを作るために結んだ紐は、きつくない程度で結べばいいのでお腹が苦しくなかったです。

あまり緩く結ぶと、歩いているうちに下がってくる可能性もあるので、結ぶ強さは研究が必要です。

 

まとめ

いかがでしたか

おはしょりが長いから浴衣を買い替えようかなぁとか考える人も多いかと思うんですけれど大は小をかねるじゃないですか

(大は小をかねないなぁ(^^;)袖が長かったりとか幅が合わなかったりとかいろいろ困る場合があるので)

せっかく気に入って買った浴衣です
浴衣もそんなに安くはないので、おはしょりを調整して着られるのが良いかと思います

苦労して着ると愛着が湧いてきますよ

 

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